
撮った傍から過去になる写真は虚構の空間のようでもあり、
現実社会の写しでもあり虚像でもある。
そんなことはどうでもいいのかもしれないけど、少なくともフィルム時代に感じていた凝縮感、
そういうものをデジタルでどうしたらいいのか、まだ悩んでいたり。
でも、ほぼ自分の思い通りに仕上げることは可能になっているんだけど。
完璧なモノクロームの世界ってどういうものなのか。
自分の中だけでは、かなり出来上がったような気がする。
====================================
【写真教室のご案内】
2016年5月のニコンカレッジ札幌校のご案内です。
社会人の方も参加しやすい毎週土曜日の設定です。
小樽の町スナップ講座もありますよ!わかりやすく楽しい講座です。
定員が10名と少ないのでお早めにどうぞ!
詳しくはこちらを御覧ください。
************ 写真教室+温泉・食事セットプラン ************
北海道の人気温泉リゾート「鶴雅グループ」の定山渓森の謌(もりのうた)様で写真教室と
ランチビュッフェをセットにしたプランを開始いたします。
■前日までの予約が必要です
■11:30からセミナー、ランチビュッフェ13:00-15:00となっています。
■おひとり様 3,800円(税別)
※さらに日帰り入浴をプラスされる場合+800円(税別)で承ります
■4/19(火)・5/24(火)・6/21(火)
のスケジュールです。(もちろん、一回だけの受講OKです!)
「けしきのコレクション」
見上げた空、流れる川、散策した森、まち灯り…そっと持ち帰りたい「けしき」を写真にする愉しみ。
日々のシーンから特別な景色まで、一枚をとびきり美しく。
写真の魅力と思い通りに撮れるコツをお話します。
すばらしい施設で好評のランチと温泉、写真教室をお楽しみください。
ぜひ、よろしくお願いいたします!
ご予約・お問い合わせは 電話 011-598-2671
定山渓 鶴雅リゾートスパ 森の謌 森のアカデミー
皆様のご参加お待ちしております。
※所属する写真家団体「NPO法人北海道を発信する写真家ネットワーク(NORTH FINDER)」
プロフィールはこちらからどうぞ。様々な写真に関するお仕事をお待ちいたしております。
コメント
これは凄いです。タイトルがすべてを現しています。構図は勿論素晴らしいですが、モノクロのトーン。僕は自分の中のモノクロの調子が定まっていません。どこまでラフにして、どこまで描くのか、シャドーの扱い、もう分からないことばかりです。
まず自分の中で答えを見つけないと、始まらないですね。
こんにちは。
モノクロと向き合ってますが、デジタルで本腰入れてと言うのははじめてなのでプリントの調子に困ってます。いま、木村
伊兵衛さんやロバート・キャパ、エリオット・アーウィットさんの写真集をもう一度見直しています。現状では少し黒っぽいようです。
頭の中でもまだ理想型は浮かんできませんので、もう少し苦労してみます。
6×6さん
フィルム時代に自分が作ってきた絵作り、これがベースなのであとは好みのフィルムの分光感度曲線を知ることですね。
フィルムに因ってかなり異なりますので、ここはまず基本。モノクロだからと色を無視するとダメなんです。
また粒状性もトーンを作る重要な要素になるのです。富士フイルムのX-Pro2に採用されたACROSSのシミュレーション、
ここが最大のポイントなんです。単純なノイズとは異なるフィルム独特の感光曲線によって粒状性が変わる、
ここをきちんとやっていることが挙げられます。自分でモノクロを作る場合もこういう部分を合わせます。
なのでRGBを考慮し、どの色域をプラスにするか、マイナスにするかで絵作りが可能です。
ろだごんさん
フィルム時代からモノクロやっているとデジタルのモノクロの難しさに悩みます。
フィルムも色を感じるので「その感じ方」がフィルムにより異なることを頭に入れねばなりませんね。
デジタルをモノクロ化すると特にコントラストを上げ過ぎるので中間トーンが大事です。
ACROSSのように中間トーンが厚いフィルムをシミュレートするのは難しいです。
RGBフィルターがないと出来ないと思いますよ。