さあ、いよいよスタート。
大曲の花火大会は正しく云うと「全国花火競技大会」です。
参加の花火師さんは、規定の10号割物を二発打ち上げた後、フリー演技とも云える「創造花火」を音楽とともに打ち上げます。
まずは10号大玉をお見せしますね。これがね、スゴいの。大きさもさることながら音が。
ずどん!という響きが体まで伝わるような迫力です。
カタチの美しさ(丸さ)、色合い、などを審査します。
この競技大会は審査基準となる花火から始まります。
標準審査玉を打ち上げるのは前年の優勝社「北日本花火興業(秋田県)」。

さすが、昨年の内閣総理大臣賞、美しい。
でも、創造花火も含め75点と云う点数でした。厳しいなあw

10号割物は「A」と「B」があり、Bは比較的自由なイメージの大玉。





10号玉は打ち上がる場所や高さが微妙に異なるので、捉えるのが結構大変w
そして以下の大玉が2010年の10号割物花火の部、優勝の「野村花火工業(茨城)」
【曻曲導付四重芯引先紅光露】【青空にきらめく光の虹】


ラストに紹介するのは、本年度の内閣総理大臣賞(総合優勝)を受賞した「山崎煙火製造所(茨城)」の10号割物。
【曻曲付四重芯銀点滅】

渋い色合いが空を埋め尽くします。
割物が鳴り響く大曲の夜、お楽しみは終わらない。
撮影:8/28 秋田県大仙市大曲雄物川河畔
コメント
ヒャー素敵!テレビよりいいですよ~嬉しいな~
aiariさんの感動が伝わってくる写真です!!
風がなかったのか、テレビでは煙が邪魔していたんですよ~
ツアーのほうが席も確保されていて良いと言われました~では来年・・・
感動的な色だなぁ・・・・
しかも、花火の随所に細かい仕掛けがされてるんですね。
写真でこれなんだから、実物は・・・・。
いいですねぇ。
まさに花火の写真の王道と言う感じの写真です。
ドーンと音が聞こえてきます。
6枚目のたんぽぽの綿毛のような花火、色といい雰囲気といい、なんとも上品で最高ですね!!
どれもこれも芸術の域ですねー。
下から2枚目と5枚目がを見てトリハダが立ちました。
>Amyさん
いやはや、お恥ずかしい。花火は本当に一瞬で消えてしまいます。
だから素敵なのですが、そのきらめきをとどめておきたいという気持ちも。
大玉の時は煙の影響は少ないです。その後バンバン打ち上がる創造花火は厳しいw
ツアーが楽ですよ、見るだけなら絶対にそれがいいです。
>おつかれさんこんさん
はい、感激です。こればかりはね、言葉にできません。
どんなに雄弁な人が語ってもダメでしょうね。
だからこそ、一人でも多くの方にみて頂きたいです。
>たいちょうさん
なんだかんだ云いつつも、大玉一発が魅せる一瞬は最高です。
バンバン打ち上がるスターマインもいいんだけど、一発にしびれます。
>シュップミツウマの店長さん
スルドイですね〜〜。割物Bの創造的な大玉は意表をつく素晴らしさです。
楽しいですよ、見ているだけで!
>Rufardさん
花火師さんの維持とプライドがぶつかり合う大玉割物は素晴らしいです。
最近の花火で驚くのは、光の筋が消えずに一瞬静止するのがあります。
「えっ?」って思う感激がありますよ〜