便り


便り

2011.5.3 石巻市雄勝町

今日、嬉しい知らせが届きました。気仙沼市の中心部で被災された写真館の店主から。
「営業を再開することができました」
一通の便箋にしたためられた想い、嬉しく心に響きました。
復旧と復興はまだ時間がかかりますが、気仙沼の笑顔を写せるよう努力します、と。

そして偶然にも、石巻市からもお便りを頂きました。
被災し、お亡くなりになられた雄勝町の石井商店、店主のご家族から。
あのあと写真をお送りし、お電話でお礼を頂いたのですが、あらためてお手紙を頂きました。
ふるさと、雄勝への想いが込められている文章に涙が止まりません。

「写真」でつながったご縁、あれから半年。
震災は大きくまちの姿を変え、大切なものを奪ってしまったけれど、再びひとがまちを作る。
鼓動が今日、確実にぼくの手元に届けられました。

写真展への気合がますます入る一日です。

コメント

  1. mamako より:

    写真を見て、文章を読んで、写真を見て、深呼吸を数回しました。
    写真展、必ず見にいきますね!

  2. d@m@ より:

    気合入ってきましたか!
    縁は異なもの味なもの、いや男女の仲だけではなく^^;

  3. ひなた より:

    胸がいっぱいになるお話しですね。
    人と人との繋がりとか、縁とか・・考えさせられました。

  4. Amy より:

    とっても嬉しいお知らせでした。

  5. cocoon より:

    ご無沙汰しています。いよいよですね。
    先日、東京から友人が見えて、長田の街を電車が通過する時、
    「ここがあの街なの?」って驚いていました。
    復興しますよ、人って強いです。
    写真展のご成功をお祈りしています。

  6. ショップミツウマの店長 より:

    復興に携わっている人には、心から敬意を表します。
    私の親友の大工もボランティアで支援に行っております。
    ただ、日々深刻になっているようにみえる原発のせいで
    その努力が水の泡になるような事態になりはしないか。
    それだけがいつも気がかりです。

  7. mama より:

    こんばんは~♪
    この時期に、とってもよい知らせが着ましたね!!
    暗いニュースが多いこの頃ですが、気持ちが晴れた気がします。
    写真がつなぐ絆・・・まさに絆を感じました。
    準備、頑張って下さいo(*⌒O⌒)bふぁいとっ!!

  8. そんな思いの詰まった写真展...
    すごく楽しみです.
    やっぱりariariさんはすごい人だ!!
    頑張ってください!

  9. ariari より:

    >mamakoさん
    写真展に展示する写真には被災地(震災前、被災後)のを数枚。
    そればかりではないので・・・どうしようか悩みました。
    結果、いつもどおりのぼくの写真です。

  10. ariari より:

    >d@m@さん
    はい、縁って大事ですね。いつかは切れることもあるけど・・・
    ぼくもずいぶん出会いと別れを繰り返してきました。

  11. ariari より:

    >ひなたさん
    なので写真を撮るときにも被写体と真摯に向き合わねばなりません。
    結果、必ずあとでついて回るんです・・・

  12. ariari より:


    Amyさん
    はい、元気もらいました。頑張ってますよ!
    (もう準備が順調すぎるくらいw)

  13. ariari より:

    >cocoonさん
    政府がまちを作るんじゃない、最後は人なんだよと思いました。
    営みがあってまちが成り立ち、笑顔があり魅力が生まれます。
    どんな町だって、古くても新しくても変わりありませんね。
    失われた懐かしい景色も、また新しい歴史を作り、これからの方々が
    たくさんの思い出と笑顔を作るんだと思います。

  14. ariari より:

    >ショップミツウマの店長さん
    復興、仕事にせよボランティアにせよ関わる方へは敬意を。
    それに乗じた便乗なぼくですからw
    何はともかく原発ですね。これさえなければ、本当にもっと進んでいたのに。
    半年経つと人も忘れちゃうし、これが怖いです。
    東北のことを少しでも思って欲しい、そういう意味を込めて・・・
    良い展示にしたいと思います。

  15. ariari より:


    mamaさん
    いい知らせではありますが、雄勝のおばあちゃんとお嬢さんが
    お亡くなりになったことは、ぼくにとってまだ悔しくて。
    もちろんご家族はもっと辛いのです・・・
    でも、少しずつ人は前を向いているのだと思いました。
    写真展、いつもの、ふつうのぼくの写真ですww
    過度な期待はしないでくださいよw

  16. ariari より:


    final_impressionさん
    はい、ここ数年来抱えていた東北への気持ちを込めました。
    でも、ごくごく日常の当たり前の町の姿です。
    これが、吉と出るか・・・はたまた・・・評価って怖いです。
    でも、本当に悩みぬいたセレクトなので見て頂けるだけで幸いです。

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