パソコンバッテリー切れましたので画像なしで失礼します…昨夜気仙沼市手前の登米市にある道の駅にて仮眠して、気仙沼市を目指しましたが…
色々引っ掛かりなかなか着きません。しかし気仙沼市内に差し掛かると甘い気持ちを打ち砕くような現実。
それでもミッションが二つ。まず、以前気仙沼で撮影中にフィルムがブチ切れたとき駆け込んで親切に対応頂いたスタジオさんに。
水に浸かったものの倒壊を免れ、奥様が掃除されてました。
安否確認はネットでわかっていましたから安心していましたし。
あいにくご主人はお留守でしたので、丁重にお礼をして写真、北海道土産をお渡ししました。
次に二度お世話になった食堂のおばちゃん。しかしお店がない。津波が来る場所ではないからおかしいなあ、と思ったら店は取り壊しして家を新たに建てていたので気が付かなかった。おばちゃんは足が悪かったけど、今は更に悪化して入院しているとのこと。
なのでお嬢様に(ぼくより年上だけど)写真と土産をお渡ししました。
その後は以前撮影した気仙沼市内の場所で同じように撮影しましたが、建物がなくなったり倒壊しており大変でした。
しかし、次に移動した陸前高田市は壊滅してました。なぜこんな場所にまで波が来たのか理解できないのです。はるか山あいの集落すら壊滅していました。
高台に逃げてもどうにもならなかったことがわかりました。言葉は悪いですがダムの底に沈んだ町のようです。
その後は大船渡市に入りました。ここも凄まじい状況でした。今は大船渡市郊外の道の駅にて仮眠前。明日は釜石です。
気仙沼に入る前に一人の方を撮らせて頂きました。希望を感じました。とてもいい出会い。毎日必ずお一方と出会えます。
また来て写真を渡せるなと思っていると力が出ますが…陸前高田市と大船渡市は全然撮れませんでした。
だって、前にもあまり写した町ではなかったから、もう360度、見渡す限り瓦礫ですからね。
今日の時点で35ミリフィルム8本、ブローニー2本消化に過ぎません。期待させてごめんなさい。