
※クリックで横960ピクセルになります。
ニセコ駅には機関車の方向を転換する「転車台」があります。
大型蒸気機関車は終着地などで向きを変える必要があるためですが…
元々ニセコ駅は基本的に終着駅ではありませんでした。
では、なぜ転車台が必要だったのでしょうか。
それは1988~1995年の間運行されていた「C62ニセコ号」のためでした。
小樽から倶知安まで運行していたC62ニセコ号は1990からニセコが終着地になりました。
そのため、ニセコ駅にはなかった転車台を新得駅から移設しました。
日本最大の蒸気機関車であるC62がここでゆっくり向きを変える姿を忘れません。
わずか5年の活躍でしたが、今ではひっそりたたずんでいます。
(丸いタンクは機関車へ水を補給するためのもの)
撮影:10/30 ニセコ駅
コメント
やっぱり転車台ってステキ♪
そして常々ariariさんが仰っている夜景撮影の追い込みの大切さを感じます
1ヶ月ほど前に小牛田で転車台を撮影しましたが、水銀灯の緑被りで殆ど色がありませんでしたから….
昔々、C62-3に乗って倶知安まで行ったことを思い出しました。
今となっては良い思い出です。
実際に走るSLや、それが走る線路・沿線に目が向きがちですが、こういった施設を見るのも大切ですね。
>いしのまきまき♪さん
転車台が存在する理由、そして未だ撤去せず稼働状態を誇るJR東日本がうらやましい。
RAWであろうと、その場の光を考え、設定を追い込まないとあとで雰囲気を思い出せないです。
被写体やその場の空気を感じないで撮るなんて、失礼ですものね。
>Rufardさん
えー、C62乗ったってことは、けっこうなお子様だったのでは?
いい経験しましたね。すごく大切です。
「うわー、大きい!」…あの感動は大人だって忘れないですね。
駅や車両も大切ですが、鉄道に関わるすべてが好きです。