



本来ならレンジファインダーや目測のカメラにモノクロフィルムを詰めて歩きたい新潟。
元々ぼくは町歩きでは、正確なフレーミングをカメラで決めることを好まないのです。
フィルムであれば印画紙サイズによりどうしてもカットされる部分が多々あります。
レンジファインダーはその分、アバウトで視差も結構ありますからね。
また、切り取る外が見えて「まあ、こんなもんよね」という感覚が肌にあっています。
それ故、町の撮影ではX-Pro1の光学ファインダーが非常に楽でいいです。
もっとも、デジタルであっても、パララックスがけっこうあるので、そこも含めて意外な結果が。
そんな時はEVFにすぐに切り替えも出来るわけですから、それはもうカメラに縛られない自由を感じます。
新潟県加茂市
コメント
幻のアーケード。なんか分かります。僕にも何度かそういうことがありました。オカルト的な話ではなく、街歩きの神さまの仕業ですね。
さて、今僕は師匠の、この色に痺れていて、実のところ、真似して色を弄ったり練習もこっそりしているのです。
でも、本当のところは、自分なりの色を見つけたいと思っております。
以前、X100を使っていて、これだったら一眼レフなんていらないとすら思っていました。ファインダーの傾きと近接のAFが駄目で手放しましたが、X100Sで見事に直っておりました。
その後X-PRO1を最終候補に、ヨドバシでMマウントアダプタまで試して購入寸前までいきました。
なんといっても、画質とファインダー(傾き)と姿形は最高に気にいっていたのです。
結局値段がライカの中古と似たようなものだったので、購入には至りませんでしたが、付き合ってもらえなかった彼女のような未練もあります。
レンジファインダーの件、よく分かります。
6×6さん
「確かあったような気がする」という経験はこれが初めてではないのですが
列車の窓からちらりと見えた一瞬の商店街のような入口。
あれは本当になんだったのか、ロマンなんだろうと思います。
色に関しては、こだわりだしたのがフィルムの使用を控えた頃です。
経済的にフィルムがすっかり使えなくなって情けないのですが、
その頃からネガを意識した絵作りをしています。もちろん町の写真だけです。
過去のカテゴリ記事の和歌山、徳島あたりから相当意識し始めています。
試行錯誤の上、暖色系と寒色系にほぼ分かれています。
彩度はかなり下げ気味、コントラストやや高く、という感じですね。
でも、カメラでの仕上がりに不満がなければそれもいいなと思います。
女性に未練を残すのはオトコの性みたいなものですね(笑)