静かなる


静かなる

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美唄市の南美唄にある炭鉱住宅。
このあたりには今でもお住まいの炭住が多いです。
すでに人影のないお家にも、まだ神様が宿っているような気がするのです。
建物の神様がそこからいなくなって、初めて廃墟と呼ぶような。

昨晩の南美唄、あまりの寒さでカメラ二台凍死w
GRDはこのショットのあと動かなくなりました。
HASSELBLADはシャッター開いたまま死亡w

撮影:2011.1.28 美唄市南美唄

コメント

  1. いしのまきまき♪ より:

    >すでに人影のないお家にも、まだ神様が宿っているような気がするのです。
    >建物の神様がそこからいなくなって、初めて廃墟と呼ぶような。
    そう言われて、確かに
    何度もうなずいてしまいました

  2. ひなた より:

    こんばんは。
    寒い中、お疲れ様でした。
    南美唄炭鉱住宅には まだ人が住んでいるのですね。
    電線が 神様と繋がっているような気がします。
    昔 おばあちゃんがいた美唄の家には大きな石炭庫があって 自分が小さかったせいか長い縁側もありました。
    共練団地は残っていても 炭住は見つけられなかったのです。
    南美唄・・・探して行ってきます!

  3. Rufard より:

    清水沢の炭住もまさにそうでしたね。
    人はいなくなっても、建物に宿っているものは抜けていない。
    凍死した子たちは大丈夫ですか~w

  4. ariari より:

    >まきまき♪さん
    ぼくは思うに、まだどこか神が居ついている建物と、去った建物の違いが見えるような。
    その場では感じにくいけど、なんとなくニュアンスはわかりますよね。

  5. ariari より:

    >ひなたさん
    南美唄はデリケートな部分もあるので撮影には注意を払っています。
    まだ露天掘りもしているので町が活きています。
    電線、電話線などがつながっていると、またいつか誰かが住むのかなとも。
    石炭庫、おそらく残っています。物置とも違う、存在感。ありますよ。

  6. ariari より:

    >Rufardさん
    ぼくは廃墟、と呼ばれるものを撮影するとき、物凄い緊張をおぼえます。
    まだ神の存在がある、そういう場合特に尊厳を感じます。
    凍死したHASSELBLADはなんとか生き返りましたw
    (いや、現像するまでわかんない~~w)

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