
冬になると、ついつい部屋の中でミニカーなんぞのコレクションを妙に撮りたくなります。
先日のカメラの肖像でもそうですけど、古い物への敬愛とでも申しましょうか、その物が生きてきた時代を感じたくなります。
例えばミニカーのコレクションならば新品の方がいいのでしょうが、ぼくはこういうものもたまらなく好き。
元々これは子供用の玩具なのです。真っ当に子供に遊ばれ、夢や想像力を養なうべく正しく扱われたミニカー。
どんな子供がこれを手にしていたのか、今は何をしているのかな、とか。
そして、このミニカーをなぜ手放したのだろう、とも。
剥げ落ちた塗料は、いまもどこかに落ちているのだろうか。
ぼくが子どもの頃買ってもらった大好きだったミニカーたち。
今はどこにいるんだろう。
写真は物を写すんじゃない。物が過ごしてきた背景を写したいと思うのです。
コメント
背景を写すときピント位置はどのへんに(爆)
>写真は物を写すんじゃない。物が過ごしてきた背景を写したいと思うのです。
でも、息子のジャンボジェット、撮りたくないなぁ。
だって、1・4番エンジンと前輪取れてるもん・・・
こんにちわ^^
”物の背景”は・・フエルトかなぁ・・
と、考えながらコメントを読んでいくと・・!(これじゃな~い(^^爆))
>写真は物を写すんじゃない。物が過ごしてきた背景を写したいと思うのです
(;;)感動)思わず、心のシャッターを押しちゃいました♪
物の背景…
目に見えないモノを写す…
ariariさんが言う
物語を感じる写真。。。
何となくだけど感じるようになりました・・・多分?
まだまだですがね(笑)
以前乗っていた車の、ミニカーをいただいたことがあります。
売っていたミニカーに、その方が私の車の色にペイントしてくださったものでした。
ずっと飾っていて 自然に塗料が剥げて元の色が見えてきた時
その方の想いが見えたような気がしました。
物の背景。。。って奥が深いことだけはわかるようになりました。
~それを表現できないのがイタイのですけどね^^;
>ainosatoさん
背景へのピントですか?あー、そうですね、〇〇以外にw
>たいちょうさん
壊れたおもちゃこそ撮るべきです。ずっと手元に残しておくのが一番ですが。
部品がなくなったりした玩具、破けたぬいぐるみだとかも背景です。
>ch0c0latteさん
背景はフェルトだろ、そういう突っ込み大歓迎ですw
来ると思いました。偉そうなことを云うのがぼくのいいところで(ばく)。
どんな写真でも、被写体だけではなく、それにまつわるドラマとかあると思います。
>maya*さん
写真を長くやっていると、次第に見えてくるものがあります。
最初は夢中で被写体を追うのが手いっぱいですよね。
その点、デジタルは敷居は低いから、いろいろなことに気がつくのはむしろ遅いかと思います。
でも、深く考えるとつまんなくなるので、その辺は楽しむということで一つ(笑)。
>ひなたさん
いい話ですね。
ものを捨てられない自分、そろそろ思い切って処分しなくてはといつも思います。
普通に買ったものはたいして思い入れがありませんが、入手が大変だったとか、
友人などにご足労かけたものは捨てられないし処分もしません。
ものより、そういう配慮に感謝してしまいます。