またひとつ消える昭和/まるやまいちば


またひとつ消える昭和/まるやまいちば

またひとつ消える昭和/まるやまいちば

札幌の住宅地、円山地区の台所を支えて来たまるやまいちば。
3/31で57年の歴史を終えました。市場としては一世紀の歴史も誇っていました。

またひとつ消える昭和/まるやまいちば

またひとつ消える昭和/まるやまいちば

ぼくはこの市場に思い入れはありません。利用も、数回しかなかったかな。
でも、会社の同僚が近所にいて、そこで集まる時の買い出し、キャンプでは
何度か利用させて頂いたなあ。ワイワイ云いつつ、買物には市場がいいな。

ラストのおじさんの手作り太巻き、いなり寿司は最高に美味しい。
いなり寿司は最近の柔らかいあげじゃなく、煮染めてちょっと硬め。
これ、これがいいんだ。でも、近所でまた店を開けるって。

また、買いに行こう。

撮影:3/20 札幌市中央区まるやまいちば
1、2枚目:K-7 + FA Limited 31/1.8 AL
3、4枚目:HASSELBLAD 203FE + Planar FE 2.8/80 T*

コメント

  1. photo-by-kohei より:

    ラストのお写真、特にさびしくなってしまいますね。こういうところは
    人と人との信頼関係で店が成り立ちますからね… このまえスーパーで
    試食の実演販売をしている人に商品について聞いたら、知りませんと
    いわれてびっくりしました。

  2. cocoon より:

    この市場行った事がありますので懐かしいです。
    28丁目辺りに住んでいましたから。
    どこの市場も高齢化して歯が抜けたように閉店していって寂しいですね。
    スーパーにはない人の温もりがあって、
    威勢のいい掛け声が響いていた頃の賑わいがよかったですね。
    最後のおじさん、まだお店続けるとか、よかったですね

  3. doronko-tonchan より:

    買い物といえば、昔は対面販売が当たり前でした。
    いつからか世の中が利益中心で、大量販売大量消費の時代を迎え、大型店が続出し、店自体が、自販機化されました。レジは金の投入口のようなものです。
    例えば食品なら商品を一つずつ食べ方や美味いよ、
    辛いよなど売り手の言葉を聞いて、気持ちで買ったものです。
    時流なんです。好いのか悪いのか・・・
    先日建物の姿をカメラに収めて来ました。
    2月に買った「こんの」の鰊漬けが最後の味になりました。
    あとにはマンションが建つようです。

  4. ariari より:

    >photo-by-koheiさん
    地方都市では市場や対面販売がまだ元気な店もあります。
    しかし、少しずつ失われてゆくのは想像できます。後継者が…
    でも、雫石とかの商店街は頑張っています!
    しかし、パートの人ですかね?「知りません」は販売員が絶対云ってはイカン言葉w

  5. ariari より:

    >cocoonさん
    やはり後継者問題はどこの商店も悩みの種、でしょう。
    活気ある市場を取り戻すには若い人が欲しいですねえ。
    生鮮食料だけじゃなく、市場にアートがあってもいいし、
    自分で作った雑貨や服を売るとか若い人に希望を与える、
    そんな提案が望まれます。実際にやっている商店街もあります。
    一番やる気のナイのが商工会議所っていう自治体も多いんで困ります。

  6. ariari より:

    >doronko-tonchanさん
    マンション、建つのは聞いています。寂しいものですが、まあ、
    致し方ない部分はあるかもしれません。
    こういうのは長い目でしっかり「町」が決めねばなりませんね。

  7. 本部長 より:

    マンション、特に高層マンションはいろいろと考えさせられます...
    ちと、ここでは書けない内容なのでまた別の機会に(^^ゞ
    ラストのおじさんの笑顔、こういう表情はやはり街の顔であって、
    スーパーとかではなかなか見られないと思います。
    笑顔を消す都市計画であってはイケナイなぁ_| ̄|〇

  8. ariari より:

    >本部長さん
    例の件、本当にご苦労様でした。ねえ、色々考えますよね。
    小樽にのっぽな集合住宅が要るのだろうかって。
    笑顔を消す都市計画、すでに深刻です。東京都内中心部、
    夜に人影もナイ世界。周辺に人が追いやられ、中心はセレブ。
    こんな現象が全国に広まるのは悲しいよね。

  9. ariari ariari より:

    ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

  10. ariari より:

    >鍵コメさん
    どーも、こちらこそありがとうございました。
    コメントは、もう全然、かまいません、どうぞどうぞ(笑)。
    後ほど、そちらへもご挨拶に伺います〜〜。(ってお初じゃないですが)

  11. mamako より:

    はとバスめぐり、連結電車、ミニSL…に反応。
    主旨とずれてますね。ごめんなさい^^;

  12. beni より:

    子供が遊んでる姿がかわいいですね。私もミニSLってのがどれなのか気になりました。
    私が行った時にはもうほとんどの物が売り切れてたからなあ。
    ここにくるといつも子供が遊んでたのが思い出深いです。
    ラストのお寿司やさんの旦那さん、
    厨房にいる時は恐そうな感じだったのでカメラ向けれなかったけど
    こんなにステキな笑顔の方だったんだー!
    ariariさんって、人の笑顔を自然に引き出せてるなあっていつも思います。
    やはり写真撮る前の会話とかが、相手をそうさせるんだろうなと思いました。
    心許せないと、なかなかステキな笑顔って出ないもんですもの。
    私がやったモデル写真は表情硬かったですけど(爆)

  13. ariari より:

    >mamakoさん
    昔風の玩具、ですけれど、今でも入手可能なものばかりです〜
    しかも、日本製。下町で地味にコツコツ作られているんですよ。

  14. ariari より:

    >beniさん
    自由に遊んでね〜、というお店でしたね。買わなくてもいいから遊んでって〜って。
    ぼくも、ひとつ欲しいのがあったんだけれどガマンしましたw
    ここで買ってしまうと、その玩具への気持ちがねえ、こもっちゃって。
    お寿司の店主、かなーり寡黙な方なんです。言葉少なが職人風で。
    でも、すごーくいい笑顔でした。嬉しかった。
    写真を届けた時ね、写真見て「…年寄りだなw」って…
    照れたように笑って、ちょっと寂しそうな顔をされて、それが辛かった。
    でも、お店を続けてくれるのが嬉しいです。また太巻きを買いに行くんだ。

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