
別れの日。
(横位置画像は人物のを除き横960ピクセルになります。ぜひ大きくしてご覧下さい)





「ひまわり」ことA-netのDHC-8-300(JA802K)は2002年に丘珠へやってきました。
しばらくANKのYS-11と一緒に運航されていましたが、2003年6月からA-net単独で運航開始。
A-netの北海道へのイメージ定着として親しまれやすいように「ひまわり」が描かれていました。
羽田〜大島便で運航されていた「つばき」が一年前に塗装変更され、昨年は「こすもす」もANAカラーへ変更されました。
そして今日、整備のため仙台へ向かう「ひまわり」塗装の最期のフライト。
数名のスタッフのみと寂しいお見送りでしたが、やはり彼女はいました。
三枚目の左にいるNちゃんは、A-net一期生、飛行機が大好きで地元の航空会社に共感しフライトアテンダントになりました。
あまりにこの飛行機が好きになり、入社前にお客として搭乗したり、A-net入社後はDHC-8-300を広く札幌市民へPRするための「こんにちはダッシュ8プロジェクト」を立ち上げ、豊平川のイカダ下りに「ひまわり」を模した手作りイカダで挑んだり。
同じA-net一期生で、DHC-8-300の操縦士さんと結婚し、今は二人の男の子のお母さん。
育児休暇を取得しながら現役でFAを務める彼女、私に気がついて笑顔で手を振ってくれましたが目に光るものがありました。
その後、律儀に「お見送りありがとうございました」とメールまで頂いた。
みんなに愛された「ひまわり」、A-netの象徴でもあった輝く太陽。
通常、有償運航では「All Nippon xxxx」というコールサインで管制とやりとりしますが、今日はフェリーフライトなので久しぶりの「Alfa Wing」というコールサインが聞けました。
別れのコールサインは「Alfa Wing 1941」。

撮影:6/3 札幌丘珠空港
コメント
昨年何度かお花の飛行機を撮りにいって、色んな人の思いを感じた想い出もあるから
私はお見送りの日を知ってたとしても辛くて行けなかっただろうなと思うんで
最後の姿を見せてもらえてよかったです。写真見るだけで泣けてしまいますね。
お疲れ様、ありがとうひまわり。
ありがとうございました。
三枚目の私服の女性と赤ちゃんの姿を見て、うわぁ~っときました!
ひまわりの機体だけでなく、人物描写に感じるメタファー。
と思いきや、文章読むとそういうことだったんですね!
物語がありますねぇ☆
詳しいことは何も知らないのですが、今回のコールサインは粋な計らいなんですよね。
思い入れのあるariariさんららではのラストシーンに感動するばかりです。
さよなら、ひまわり...
現在、仙台空港にいます
先程までハンガーで足早が組まれ作業が行われていました
今夜の作業が終わるとき、足場が一旦外されて、ひまわりがきれいに咲きました
…泣きました
ひさしぶりに胸がキュンとなりました。。。
私も何度もお世話になったひまわりさん。
ついにさようならだったのですね…。
こんばんは!
普段は何気なく見ている乗り物ですが、色んな人の色んな人生を乗せながら運行されているのですね。
>べにさん
こんばんは。5つのお花、残るは「すずらん」「はまなす」だけです。
今年中に塗り変わるということです。もう、ANAには何も期待しません。
丘珠撤退を決めているようですが、北海道のお客はどうでもいいということですし。
ただ、ただ悔しいですが、まあ、たかが飛行機の塗装くらいでガタガタ言うなということでしょ。(泣)
>hirosさん
こんばんは。こちらこそ、です…
>本部長さん
こんばんは。花柄の機体のうち「ひまわり」は、象徴的な意味合いがありました。
もしかして「ひまわり」だけは残るんじゃないかという気持ちでした。
A-netのスタッフみんなが辛かったと思います。
丘珠撤退も空港ビルから云わせれば、もはや嫌がらせの域に達すると。
なんのために、管制レーダーを導入したと思っているのでしょう。
冬場のためにロードヒーティングを導入したり、滑走路延長したり、わかっているのに…
コールサインは非営業の場合、A-netを表す「アルファウイング」になります。
それ以外はANA便のため「オールニッポン」を使います。
>sabi-cameraさん
こんばんは。お忙しい中、ありがとうございました。
悔しいです。何も出来なかった、というか事態を悪化させてしまったのではと。
ささやかながら、ANAを利用しないことが自分の抵抗です。
>mamakoさん
こんばんは。はい、仕方ないのはわかるんですけどね。
残念でなりません。過去に撮影した「ひまわり」のデータをしばらく見ることができません。
>おっぺけぺさん
こんばんは。はい、公共の乗り物ですから、思い入れというのを持つのは恥ずかしいんですけど…
でも、やはり関わった方々にとっては何かしら、きっとあるのでしょう。
八戸線のディーゼルカーも、あと数年後に引退すると思います。
ありがとうございます。
勇姿に、思わず涙です。まきまきさんのところも見てきましたが、さらに涙でした。
ひまわり、本当にありがとう。
飛行機のことに疎い私にも、皆さんの「熱い」想いがドンっと伝わってきました。
>ジョニーさん
こんばんは。こちらこそ、ありがとうございます。
この飛行機そのものがいなくなったわけではありませんが、やはり…
でも、塗装が変わって帰ってきても、私たちの目には「ひまわり」がいつまでも輝いて見えるはずです。