北上せずに北上 -6-(終) 岩手 2020.01.25 北上市、終わりです。今回の岩手での年越しは秋田での葬儀を兼ねていたこともあり、なんとなくいつもとは気分が違って、遊んでいいのかと自分に問いながら歩いてまして。それに足がとても痛くて歩くのがしんどいというのもあります。亡くなった叔父は「お前は自由でいいな」といつも言っていました。それはもちろん嫌味でも何でもなく半ば「好きにしろよ」っていうことで。たまに秋田へ帰るときも電話すると「何時頃に着く?」と聞かれて「22時頃かな?」というと「お前はいつも遅いなあ」と言いながら鳥の煮込みなどを作っておいてくれる。おれは先に寝てるぞ、と。家につくと部屋からテレビの音が聞こえてきて、テレビ見ながらそのまま寝ていることがいつもの叔父。そんなことを思い出しながら町を歩く。もっとゆっくり時間を作って一緒に酒でも飲んで。。。そうなんだよなあ、そうすればよかったなあ。頭から離れることはなく叔父への気持ちを一緒に運びながら車を走らせた。
コメント
改めて1~6まで見返しました。殆どの場所は見たことがありますが、分からない場所もあります。
本当に町は不思議で、同じ町を同じように撮っても、全く同じ写真は一枚たりともないのですよね。
僕は北上のことをよく知らなかったんだなと痛感しました。多分、嫌なことがあって避けていた時期が影響しているのだと思います。
次に行った時は、今回の写真のことを想い、撮りたいと思います。
追伸:今回の写真くらいの積雪状況が最も北上らしいですね。
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6×6さん
北上って花巻に近いけど町を構成するものが全く違う気がします。意外に広がる繁華街、商店街、なかなか撮りきれません。水沢だとサクッとこの辺りかなというエリアが決まってしまいます。(しかも年々狭くなってます、自分比)それが北上の不思議な所です。しかも鉄道で来るとまた目線変わります。
しかし雪少なくって驚きます。まあ県南は少なめで、たいてい水沢から平泉あたりが線引きかなと思いますが、盛岡が、全然なくてびっくりでした。