



新潟への旅、二日目最終目的地が「旧巻町」です。今は新潟市西蒲原区巻地区となりました。
電車で通り過ぎた時に「ここもよさそうだ」と思っていたので、吉田には申し訳ないのですが、
心はすでに巻に飛んでおりました。思った通り、なかなか雰囲気が好きです。
誰かの日常はぼくの非日常。そんなことを思いながら歩きます。
でも、旅ですから心のなかには自分の営みを重ねあわせていたりするものです。
だからこそ丁寧に撮ろうと心がけているのですが、リズムも大事なので足が早まります。
ただし、この時にはすでに前日痛めた右足首が悲鳴を上げつつありました。
楽しいのでいいのですが。
2014.6.20 新潟市西蒲原区巻(旧西蒲原郡巻町)
コメント
旧、巻町。これは予想だにしなかった展開です。
何回か通り過ぎている筈なのに、存在すら知りませんでした。
自分が、その場にいる姿を想像してみましたが、やはり師匠とは距離感が違うと痛感しました。
物理的な要素だけでなく、被写体との心理的距離感が圧倒的に遠いのですね、僕の場合は。
それは、レンズが何たらという話でなく、極端にいえば人生の積み重ねの問題ですね。勉強あるのみ。
6×6さん
巻、とても印象に残りました。あえて商店街を多く掲載していません。
また次回のために…というのは言い訳で時間と周るコースを間違えました。
なにせ先入観を持たずに嗅覚だけで歩くのが好きなので。
距離感ですか。それはどうでしょう。それぞれの方が異なるかもしれませんし、
町によっても違うのかもしれません。初めての町ではあまり寄らずに、
なんて思っていても、グイグイ寄ってしまう場合もあります。
人生の積み重ねというのはありがたいお話ですが、町が好きだよ、
単純にそれしかないのです。伝えたいのは町の営みですね。