北上せずに北上 -3-


北上せずに北上 -3-

北上せずに北上 -3-

北上せずに北上 -3-

北上せずに北上 -3-
北上のいいところは花巻に近いので定宿からすぐですよ、ってことですけど、そういうのは一般の方にはどうでもいいことですからひたすらこんな町ですよ、って絵が続くわけで、それでも良さが伝わんねえよ、バカ!とお叱りを受けそう。まあ、許してください。まちを撮るのがお好きならけっこういいんじゃないかと思います。でも、そうね、ぼくの撮り方がイマイチだからと北上市には怒られるかもしれません。そうそう、北上といえば北上夜曲を思い出す方も多いでしょう。え、多くない?そうかな。演歌にはご当地物が多くて比較的メジャーな観光地から、あまり知られてはいないけど雰囲気の良さそうな町まで歌い上げられていることが日本の歌の面白い所。で、若い頃北上夜曲を知ってこれは演歌なのか、それとも懐メロなのか、色々考えたけどわかりませんでした。というのもこの曲は長い間作者が不明で、岩手県南あたりで学生が歌っていたのをレコード会社が競作のようにいくつかの歌手からリリースされたとのこと。作詞作曲は岩手県の学生、それも昭和16年頃だったそうです。ただ北上市という特定かどうかはわかりませんが北上川の河原、そこが舞台になっているので、詳しい場所はぼくは知りません。歌碑は北上展勝地にあるようです。きたかみ、という言葉の響きもいいですね。森山大道氏によれば「父なる川が石狩川ならば、母なる川は北上川」と言わしめたんですから、相当なもんですよ。

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