


昭和10年から使われてきた駅舎も今日でおしまい。子供の頃からこの近辺をウロウロし、今の住まいも駅から徒歩20分の場所ゆえに、JRを使う場合はいつも苗穂駅を利用していました。急行はまなすで旅を始める時も、出発はいつもここの駅から。人口190万人を抱える大都市札幌駅のお隣が木造平屋の駅とは驚きのシチュエーションでしたが、それゆえの田舎臭さが苗穂の魅力でした。


0:03岩見沢行き、千歳行きの最終列車が苗穂駅を発車。旧苗穂駅最後の発車。ぼくも札幌駅から最終の千歳行きに乗って苗穂駅最後の乗客に。この時間帯はずいぶん利用したものです。あいにくの雨でしたが、鉄道ファンもそれなりに訪れていましたね。

その昔は苗穂駅の周囲は倉庫と工場、蔵ばかり。今はあか抜けて再開発もされてきました。我が家からは徒歩だと微妙に遠くなるのですが、線路を渡らずに行けることでむしろアクセスは楽になったかな。サッポロビール園に来る人もJRで利用しやすくなるでしょう。またこれからもよろしく、苗穂駅。