





一枚目から海が続きますが、一枚目は車窓ではなくとある町の路地を歩くといきなり現れた海。
二枚目は車窓からですが、一枚目とはまったく違う場所。
三枚目、車窓ですけれど、これも、また異なる場所へ。
旅をして続く場所、そんな想いがあります。
四日間に渡ってお送りした「ここじゃないどこか いまじゃないいつか」これでおしまいです。
ぼくの好きな空間を見て頂いたわけですが、これからもこのコンセプトを続けます。
また、機会があれば写真展でお会いしましょう。
ありがとうございました。
写真展:さっぽろフォトステージ2009 Part2 出展作品
札幌・いま・写真・これから
2009.12.2〜13 サッポロファクトリーレンガ館3F 札幌写真ライブラリー
コメント
写真展で拝見した時、この海、車窓がすごく心に引っ掛かりました。前に撮り方が変わったのかなとコメントしましたが違いましたね。この三点からは彷徨える心がみえるようです。
人々が行き交う写真展で観るのは確かに良いですが、こうして一人静かにモニターの中の作品を拝見するのもいいもんですね。喧騒と一緒に通り過ぎてしまった撮り手の大切なものを見つけることが出来ますもの。
会場とブログでの発表、お疲れ様でした。
とっても良かったですよ。
写真を撮ってて思う事は、誰しも自分の価値観と視点を持ってて、それがカメラと言う機械で画像化され表現される。
パッと見ただけではわからない奥深いものが詰まっている写真を見ると、その人の撮ったときの気分や視点が伝わってきますよね。
ariariさんの写真は深いわぁ。
その瞬間の入れ込み具合とか、なぜこの視点なのかとか、考えてもしゃーないんで、ただただ絵を見ながらストーリーの流れを脳内で描いてしまいます。
一枚目と二枚目が好きだなぁ。
私は3枚目と4枚目を、じっと、ただただじ~っと見てしまいました。
理由は、自分でもよくわかりません。
>ベチさん
こんばんは。車窓からの写真はわざと窓枠を入れることがあります。
見たら気がつく方もいると思いますが、上下二段窓だから北海道ではないって。
でも、一枚目と連続することで、場所の特定がし難いですよね。
これも狙っているところでした。仰る通り、彷徨うというか、放浪とでも云うか。
どこかに安住の地を求めて、なんてぼくには相応しくないので、あちこち向かうのだけれど…
ブログの画像も実際にプリントしたデータを使ってます。焼き込み、濃度はほぼ同じように見えると思います。
ご覧頂き、本当にありがとうございました。
>しゅんろ〜さん
こんばんは、いや、もうすぐ朝ですw…そろそろ仕事終わるし。
写真が深い、と云われるとちょっと嬉しい。
あのCommA師も、相当深いトコ読んで撮ってたりするし。
まあ、考えているようでたぶんシャッターを押す時は考えてないんです。
町の写真ってのは、最初のひらめきが絶対で。撮り直しても大抵よくないです。
これはデジタルで町を撮っても同様で、フィルムだから、デジタルだから、と変えないですね。
今回も意図的にデジタルでのカットが数点入っています。
だからと云って結果の写真に差がある訳じゃないことを自分で確認したかったのです。
今後、どうしてもデジタルの町撮りも多くなると思いますんで。
>mamakoさん
こんばんは。3、4枚目撮影地点はすっごい離れています(笑)。
でも、たぶん今回の写真はそういう位置関係が今ひとつ掴みにくいかと思います。
会場で「どこですか?」と聞かれれば答えていましたが、特にどこ、って自ら云わずに。
4枚目は、昔の小樽運河へのオマージュ(笑)ですよ。ああ、この光景だなあと。
(相当、昔の小樽を懐かしんで撮っているカットが多いです)