角福


宮城・雄勝に戻ります。

角福

古い建物は角に表情があると思います。
当時の作り手の妙とか、粋とか。
今はもう営業していない理容室、とりたてて粋ではないのだけど
なんともいえない空気が漂っています。

角福

広角といっても35mmでは、全体像をうまく捉えきれず
角へ逃げることが多くなるのも言い訳ですが。

でも、思わず触れたくなる角だからこそ絵にしたくなります。

撮影:2/16 宮城県石巻市雄勝町伊勢畑

Nikon FM3A Ai-s NIKKOR 35/1.4

コメント

  1. mamako より:

    今はもう、とか、もうしばらく使われていない建物を目にすると
    なんとも言えない思いにかられます。
    壊されてはいないけど、誰も使ってもいない。
    建てられた時にはきっと、建主や利用者は目を細めてそれを眺め、
    もっとも賑やかだったときには、そこには笑いもあり、温度もあり
    生活や営みが確かにあったはずで。。。
    そんなことに思いをめぐらせると、なんともいえぬ気持ちになります。
    いつもそんな気持ちで、ariariさんの写真を拝見しています。

  2. 雄勝でこの建物を見かけたとき、是非ariariさんをココへ連れてきたいと思っていました
    やっと念願がかないましたが、この建物もariariさんの訪来を心待ちにしていたのか、喜んでいたように見えましたよ♪

  3. べに より:

    こんなタイルがあるんですね!これは見たことがないです・・北海道に流通してますか?
    美味しそう。つまみたくなる。ラングンドシャーってクッキーとか、
    フィンガーチョコっていうビスケットにチョコついて銀のホイルに包んだ昭和のお菓子に似てます。
    確かに触りたくなりますね~

  4. ariari より:

    >mamakoさん
    こんばんは。まさに仰る通りです。使われていない建物にも、昔は人の暮らしがあったこと。作り手側の気持ちがどこかに現れていること。
    そんな思いを写真に表せたらいいなあといつも思います。気のぬくもりとか、ちょっとした細工とか手で触ることで、関わりを持つことができるような気がして。
    >まきまき♪さん
    こんばんは。全体像も素敵ですけど、ここはやっぱり魅力的に見える部分をぐぐっと。
    ありがとうございました。いい物件です。
    >ベニさん
    こんばんは。てへ、タイルいいでしょう。北海道では…どうですかね。探してみますか。
    細くて並べるの大変そうに見えるし、色違いがちょこっと配置されているのが粋だなあと。職人さんの遊び心とか、考えちゃってたまらなくなります。

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