

岩手の方々が「鉄道での復旧を」と懇願した沿岸部の鉄路が守られ、三陸鉄道による運行で再開されたことは先にも書いた。ローカル線はバスの方が利便性が高いケースもあるのだが、実は三陸沿線は集落が途切れがちで駅間の長さもあるため鉄路の方がいいと思う。それに、観光客が利用しやすいのは圧倒的に鉄路だ。この連休、行き交う列車はずいぶん乗車率がよかったように見えた。それだけで胸も目頭も熱くなるのだ。沿岸地域を忘れない、この機会に行ってみよう、そう思った方が多かったのだろうか。8年経てなお人々が多く訪れる場所であり続けるために、列車はみらいへ向かっている。
コメント
一枚目の敷砂利の新しさ、そして二枚目のリアルな光景。そこに行ったような気分です。
なんだかんだ理由をつけて沿岸部から足が遠のいています。きちんとこの目で見たくなりました。
この前後の町並み写真を楽しみにしていたのですが、多忙休止ということで残念。
でもまた大都会での作品展示ですね! 多くの人が集まりますよう。
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6×6さん
今回は時間がなくてわずか二泊だったので、当然定宿は夕飯が早いのでさくっと行かねばということで。町の写真がないんです。日頃の忙しさを忘れて休みたいなって感じに…
僅かながら町もあります。でも少なめですね、もっと見知らぬ土地を目指せよと反省してます。
沿岸部にしっかり目を向けてください。特に釜石の鵜住居のみらい館は必見です。花巻から高速であっという間です。東北の町を撮っている、という方は沿岸部にぜひお越しくださいとお勧めします。