駿豆線沿線への旅 -17- 三島の悩ましい路地に立ち止まる 2017.10.16 いわゆる繁華街といいますか、ちょっとアッハーンな色も香りそうな路地。いいですね、こういう場所を期待しておりました。子供たちが遊ぶ水路に近いのに飲み屋街。こういうギャップが地方都市の素晴らしさだと膝をポンと叩きたいところ。飲み屋の名前に一つ一つに感心していると歩みが止まります。開店準備なのか、外に椅子を出して熱心に洗っているお店があったり。ママさんに「こんにちは」って挨拶されて、ほっとします。いいところだ。
コメント
僕は浮気性といいますか、常に「隣の芝生は青く見える男」なんです。
他所の町、他所の町、を常に求めてしまいます。心のどこかで、自分の住む町を撮らずに他所の町ばかり撮るのは邪道ではないか。
そういう気持ち(コンプレックス)を抱えています。でも色々な町を見たい、歩きたいという想いが勝ります。
今回この三島の写真を見て、驚愕というか、何というか。こんなところに理想的な場所があったじゃないか。しかも行ったことあるはずじゃないかと。
しかしながら、ずっと伊豆に住んでいたら、この魅力には背を向けていたかもしれません。今回の伊豆シリーズ、写真の素晴らしさだけでなく、考えさせられるものでした。
追伸:座布団三枚(笑)。
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6×6さん
よその町が良く見えるのはぼくも同じです。なので自分の住む町を淡々と記録される方には頭が下がります。札幌でもずっと撮り続けてくれる方が多いので、安心しています。
なので余計に他の方が撮らないだろうと思うような場所にレンズを向けてしまうのですが、それはたまたまなのかもしれません。コンプレックスに感じる必要は皆無で、風景写真などを見ればわかりますが大多数の方は遠くまで出かけて撮るからこそありがたみを感じるということも多いようです。
そういう遠い場所・近い場所、というくくりを超えて単純に好きな場所を撮っているということを思えばいいのですし、写真だけではなく、好きな土地で好きなものを食う、風呂に入る、泊まるというのが人生では大事じゃないですかね。写真はそこまで人生に大事なのかは個人差が大きいですものね。
ぼくは三島に行って、なぜ静岡にもっと早く行かなかったのかと思いますよ。東京出張が多かっただけにもったいなかったかなと思う反面、そう、その時はそう思わなかったんだから仕方ないじゃないか、今を撮れればいいのだ、と思っています。
座布団三枚、どういう店なんでしょう?気になりますよね。入ってみたいです。