



昭和の香りが漂う商店が健在なのが嬉しい。
ぼくよりも歳上なのだろうと思う店が多いのはなんだか感激です。
でも、それもいつまで在り続けてくれるのかわかりません。
以前とある県の町で聞きました。
「もう新しく仕入れることも出来ないし、売れるものも、そう多くはないの…
でもね、店を閉めるよりは開いている方が町が活気づくでしょう。
売れなくてもいいんです。生活には困らないから、誰かが遊びに来てくれるだけで。
そう、また寄ってよ。お茶でも飲んで休んでいって」
きっとそういう店は多いんだと思います。
新発田市の他のお店でも実は同じようなことを聞きました。
光あれ。
新潟県新発田市
コメント
草臥れたビニルの庇、建物の内部まで染み込んだような錆び。かつては、それなりの規模の商店街だったのでしょうね。
古びた割には、廃れた感が希薄なのは、本文に書かれている要素が大きいのでしょうか。
以前、こういう商店は経営的に成り立つのだろうかと思い悩んだことがあります。そういうことなんでしょうね。
でも、そこにお店があって、近くにいる人が買うことが出来るって、それだけで役に立ってもいますよね。
6×6さん
駅前通から外れた場所でもこういうお店が点在する…
とても稀有だと思いました。しかも現役なことに驚きです。
青森でもこういう店がありますが、今やもう少なくなりました。
ぼくは無遠慮にお店へ飛び込みますが、丁寧にその理由をお話すれば、
たいてい歓迎頂けますね。そしてまた伺う理由ができます。
いい旅をさせて頂いている、そう思っています。