



先日古いカメラを頂いた。1950年頃のZEISS IKON、スーパーセミイコンタ IV model 531。
かなり汚れていて、錆もある。たぶんダメだろうなと思ったらシャッターは調子がいい。
レンズは中玉にクモリがそれなりにあるので描写はまったく期待していなかった。
それでも、強い逆光でなければそれなりに写りそう。
カラー時代のことは考慮していない設計だからシアンがやや強い色味だったので少し補正。
たぶん、モノクロフィルムとの相性は相当良さそうに思える。
強い癖ボケは好みなのでニヤニヤ。遠景もばっちり、距離計にも狂いは一切ない。
そういうところはさすがドイツ製だなと感心する。
操作性は絶望的に扱いにくいが、それを使うのも楽しいってのは変態だ。
ZEISS IKON Super Ikonta 531
Zeiss-Opton Tessar 1:3.5 f=75mm Kodak EKTAR 100

コメント
写り、いいですね。645サイズでしょうか?
うちにもたぶん50年前後の「コンティナ」ってのが転がっているのですがちゃんと写ります。
ほんとドイツ製は質実剛健ですね。
nakkyさん
はい、645です。コンティナ、いいですねー。
まだこの時代は日本のカメラよりドイツが優れてました。
写真展見ましたよ、すごいよかったです・・・
自分も最近、蛇腹カメラ手に入れてますが、手にすると独特の魅力がありますよね。
そして、当時のドイツの技術力・商品力を強く感じますね。
大事に使いつつ、楽しんでいきましょう。
legacy_bg5aさん
このイコンタの大先輩をご入手されたようですね〜〜。
同じドイツのアグファあたりに比べても造りがいいです。
せっかく生み出された傑作品ですから光をいっぱい与えたいですね。