
今日も講義でお話をさせて頂いたのだけど、写真のあり方が変わってきているのか?ということ。
おそらく「あり方」は変わっていないのだけど、表現としての見せ方が変わっているのでしょう。
フィルムだけじゃなく、圧倒的にデジタルが増えた写真環境ですから選択肢が広くなっただけかも。
デジタルはいつでも、その時(カメラが必要な時)に最新の高性能なカメラが買えるので機材に対して執着がないです。
むしろ、フィルムカメラの将来が心配ですね。まだフィルムがこのまま販売を継続しても・・・
新たなフィルムカメラが入手できなくなるかもしれません。
だからこそ、いま、使えるうちにフィルムを楽しんでいるのだと、ぼく自身は感じています。
フィルムの品種がどんどん少なくなって残念だ、という声もあります。
ただ、フィルムから写真を始めたぼくにとって、今の時代はけして不自由ではありません。
30年前、ネガカラーは各メーカー感度違いがある程度。(それも、100と400くらい)
今は個性的なフィルムが数多い時代じゃないかとむしろ思います。
デジタルにしてもフィルムにしても、自分の好きな色合い、味わい、そんなことが簡単になっている・・・
とてもいい時代なんじゃないかと幸せをかみしめていますw
自分が何を撮りたいのか?何を伝えたいのか・・・
まずは、撮ろうよ。話はそれから。
※画像にあるフィルムはすでに販売を終了しているのもあります。あくまでもイメージですw