函館どつくといえば馴染みがあるのが赤白の大きなクレーン。
「ゴライアスクレーン」と呼ばれる二基の大型クレーンは函館の象徴的なものでした。
このクレーンは1975年に建造されましたが老朽化のため6/18から解体されます。








青函連絡船で東北から帰ってきて、「ああ、北海道に帰ってきたなあ」と感じるとき…
このクレーンがお出迎えしてくれました。まさに港町「函館」をイメージするに相応しいものでした。
街のあちこちから見えるクレーン。それだけ印象深いものでした。
函館の方へ聞くと「なんだか寂しいな」という声が多く聞くことが出来ました。
いつもあって当たり前のものがなくなったとき、ふと港へ目をやるとじんわりきそうです。

(このカットのみ横960ピクセルになります)
撮影:6/13~14 函館市
コメント
日中から黄昏時、そして夜と移ろいゆく景色の中、素晴らしい写真です。
炭鉱でいえば立坑櫓がなくなるようなものですよね、街にとっては...
うーん、しんみりきます。
そうだ。これ解体されてしまうのですよね。
去年の秋に函館で地図を片手にどっちにいこうか考えていた時、
「どこ行きたいの?」と声をかけてくれたおじさんがいました。
「俺はあのクレーンを作ったんだ。
函館のシンボルなのに、壊すなんて、もったいね~よな~」
などなど、様々な話を立ち話で聞かせてくれました。
確かもう、80歳を超えているおじさんでしたが
「ガンで手術もしたんだ」とも言っていましたが
それはそれは元気なおじさんでした。
おじさんの青春のシンボルでもあったであろう、どつくのクレーン。
最後の姿を見せていただきありがとうございました!
>本部長さん
こんばんは。土曜は朝6時前に家を出て、早めにこれを写してから講座を二本、5時間ほどこなしました。
夜はまた飯を食った後に撮りに行き、深夜フェリーで青森へ。
また、夕方に戻って撮影して帰ってきました(爆)。
やっぱりね、これ、函館の象徴だったかなあと思います。
産業遺産に対して、ニッポンは冷たいなあと思いますね。
(まあ、危険ってなこともありますが、その前にナントカ対策すべきです)
>mamakoさん
こんばんは。そうですか、いい出会いがありますねえ!!
あの函館のハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」のHPでも、クレーンのフォトコンテストやってます!
このオジさん、クレーンバックに撮ってみたかったなあ…
ただの産業遺産だけど、人々の気持ちがあるからこそ、なのです。
消えてゆくのは寂しいです。本当に残念です。
でも、これもまた時代なのでしょうか。
えー、解体ですか!
無くなっちゃうのは寂しいですね…
私も小さい頃に母の里帰りで山形ー北海道を旅したときに見た青函連絡船と
青森駅の函館駅の印象がとても強くて、函館といえば駅のホームと
このどっくのクレーンでした。
夜のクレーン、いいですね。
そうですね。ariariさんだったら、絶対おじさん&クレーンを撮っていましたよね。
ものでもなんでも、永遠のものはないから。。。
私もたった一度の出逢いや一瞬を大切にしていきたいと思います。
>kei-koさん
こんばんは。寂しいです。やっぱりここは函館のイメージでした。
船から見る姿も最高でした。デッキから撮ればよかったと後悔。
昔の写真にきっと写っているんじゃないかと思うんですけど。
これがなくなるって「え〜〜!」って思わない人は函館に来たことのない人くらい?(爆)
函館のホームも夜が最高です。カーブしているホームの雰囲気が好きです。
>mamakoさん
こんばんは。そう、写真は一期一会、いつもこれを念頭に撮ってます!