

下り列車一本撮り終えて車に戻ったら、雪かきをしに地元の方がいらした。
「いい写真撮れましたか?」と声をかけられた。
「はい、おかげさまで!」と答えると「大丈夫だね、まだ二年あるしね」と笑顔で返された。(正しくはあと一年半だけど)
地元の方が写真を撮る人と話をするということは、ここの終焉が近付いてきたことを意味する。
「ここはね、星もキレイだよ、またおいでよ。昔はね、女子高生が乗り降りしていたときなんか絵になったんだけどね」
おお、そうそう星がいいんです。一つ手前の本中小屋駅では星を撮ったけど、ここにも来ますよ。冬の間に。
「星、いいですよね。また来ますよ!でも、女子高生よりぼくはおじさんがホームにいる方が好きだな」