
デジタル時代になった写真について様々な角度からこれからの写真について語られている。
ビジネスモデルとしての写真は確かに変わりつつあり、写真に関わる産業構造の変化が顕著だ。
でも、写真そのものの価値が失われることはないよ、というのが大勢の意見。
もっとも。写真の危機はもう何年も前から語りつくされているよ。
8ミリビデオが登場したあたりから、記録は動画へ移行すると云われていたのだ。
ソニーがマビカを発表した時もフィルム写真の終焉が近いと云われた。
そしてデジタル時代になって、急速に写真を取り巻く環境が変わったけれど・・・
写真そのものの価値はむしろ高まっていると思います。
ビジネスモデルとしてカメラメーカーや写真関連企業の淘汰は進んだし、
写真業界に参入したかった家電業界としては、してやったりだったろう。
ただ、写真は本来ソフトウェアでありハードメーカーだけが進化すればいいということではない。
写真は文化であり、表現だ。そのことをもう一度考えてみたいと思います。