


これで廃止日が決まると沿線は撮り鉄の方々であふれかえるんだと思う。
ぼくも畑や水田に入ることはせずに道路縁から撮影している。どうしても私有地に入るときはそこの方へ許諾を得るようにしている。
札沼線沿線の方々は農家の方が多いので声をかけさせていただくと快諾される方が多くありがたいと思う。
千葉にローカル鉄道の「いすみ鉄道」という会社があって、何度も廃止になる局面を迎えてきた。
公募社長の鳥塚さんが就任して、そのスゴイ手腕でまちも鉄道もずいぶん変貌を遂げてきている。
残念ながら任期満了で引退するとのこと。「乗って残そう」なんて無理ですよ、と鳥塚氏は言う。そうだろうな、と。
少子高齢化、過疎化で鉄道の使命は大きく変わっているのだからどうすれば収入が増えるのか。
鳥塚氏は的を得たことを常に考えている。氏のブログを一度お読みいただけるといいかな。もし、JR北海道と自治体が本気で取り組めば札沼線でもできることは多々あったかもしれないと思った。
沿線自治体の長は「気がつくのが遅すぎた。もっと問題を早くから考えれば」と言うが、ああ、みんなそう思うよね。